何を信じて生きていくか

こんにちは！コーチングプレイス認定コーチの遠藤幸子です。

「何を信じているかによって人生が変わってくる」というのがアドラーの認知論の核心部分だと聞きました。あの「嫌われる勇気」のアドラー心理学です。

その話を聞いて思い出すことがあったので、今日はそのことについて書きたいと思います。

３０歳を前に離婚した頃、私はとても不安定な日々を過ごしていました。

一人になったショック、大切な子供たちへの心配、今までの生き方に対する疑問、これからのこと、息つく暇もないほど追われる毎日。

そんな中、いつも通っていた美容院のイベントで「オーラリーディング」をしていただける機会がありました。

昔から目に見えない世界に興味はありましたが、そういうものが本当なのかずっと半信半疑でした。

しかし、リーディングしてくれた50代くらいのその女性は、私の背後を見つめてからしばらく目を閉じた後「・・・だからね、あなたはこれまで・・・」と流暢に話し出し、その内容に驚きました。それは確かに私のことだったのです。

「え、すごい・・・なんで分かるんだろう？」

見える人には見え、本当にそういうものがあるんだなぁとリアルに感じることができました。

最後に「私たちにはひとりひとりガーディアンエンジェルという存在がそばにいて、ずっとサポートしてくれているの」と教えてもらいました。

『あなたはあなたのままでいい。問題は全てわたしたちに任せ、あなたは森羅万象全てに感謝をしながら一歩ずつ歩んでいけばいい』

そんなメッセージをいつも私たちに送ってくれているというのです。

その時の私にとって、それはとても心強い言葉に感じ興味を持ちました。でも、そういうことを考えることじたい抵抗もありました。

実態のない目に見えない世界を真に受けるのっておかしいのかな？なんだか怪しいかな？

でも、考えた末、私はこう思うことにしたんです。

「本当かどうかなんて重要じゃない。それより自分がどう感じ、何を信じるか、それが一番大事だ」

それから私は、苦しくなったらガーディアンエンジェルのメッセージを読んだり、「引き寄せの法則」や「思考は現実化する」などいろいろな考えを取り込んでいきました。

それが本当かどうかはどちらでもよく、ただそこから得られる信念が自分を前に動かすエネルギーとなり、ここまでこれたと思っています。

私がコーチングに可能性を感じるのも、同じところかもしれません。

望む未来やなりたい自分がある時、本当にできるかできないかよりも「自分にはできる、そうなれる」と心から思えること、そう自分を信じられることが大切ではないでしょうか。

立ち止まってしまった時、コーチがいろいろな問いかけをすることによって、クライアントが自分の中にあるものに気づき、見方が変わっていく。そして信じるものが変わり、それらが行動につながり、現実が変わっていく。

何を信じて生きていくか、それは自分らしく生きていくために欠かせないことだと思います。

あなたはなにを信じて生きていきたいですか？

よかったらコーチングで一緒に考えてみませんか？

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