「考えるな、感じろ」

今日は朝からコーチングの相互セッション練習。

コーチにもなり、クライアントにもなり頭をフルに回転させ、

かなり集中した時間を過ごしました。

その後はコーチングセッションの動画を見て、スキルの研究。

そんなコーチング一色の午前が終わり・・・午後はスポーツクラブに行ってきました!

PCに向かってじっと頭だけ使った後、思いっきり身体を動かしにスポーツクラブに行くのが

最近の楽しみなのですが、今日は初めてヨガのレッスン。

ヨガなので、身体を動かすというより、今の自分の心と身体に向き合えたらいいなと思って参加しました。

ヨガは自宅でYouTubeを見ながら時々やっていたので、なんとかついていけました。

呼吸を意識しながらじっくり色々なヨガのポーズをとり、

最後にマットの上に仰向けに寝て、目をつむってしばらくそのまま・・・。

「シャヴァーサナ」というヨガの最後にやるポーズだそうです。

そのポーズをした時、なんだか不思議な感覚になりました。

なんというか、どこかに触れているとか当たっているとかいう身体から受ける刺激がなく、

身体を動かそうとする力みもなく、自分の身体が存在している感じがなくなり、

意識だけがそこにあるような感じ!

このまま意識が上の方に行ったらかの有名な幽体離脱??(笑)

残念ながら上の方にはいきませんでしたが、あれれ、なにこれ、すご~い✨と穏やかな感動。 

イメージとしては、死ぬ直前のもう身体も動かない、他人から見れば意識も失っている状態の私。

後で調べたらシャヴァーサナは亡骸のポーズとも言うらしく、分かる気がします。

体の重さも全く感じない、身体があるという感覚もないまま、

周りの音が妙にくっきりと耳に飛び込んでくる感じがしました。

意識だけ冴えたような研ぎ澄まされたような感じです。

その後、先生の声がかかり、ゆっくり身体を動かしていき、身体の感覚が戻りました。ヨガ終了。

とても心地よい時間でした。

そして、スタジオを出て更衣室に向かっている時です。

急にふわっと言葉が降りてきました。

「考えるな、感じろ」

ん?・・・なんだっけこれ?・・・・・

そうだ!映画「燃えよドラゴン」で主演のブルース・リーが言ったセリフです!

見てないけど(;’∀’)

その言葉は、まさにコーチングを学ぶ私へのメッセージのようでした。

コーチをする時、どうしても頭をフル回転させてしまいます。

クライアントの話していることを聞き、思考を整理したり、

クライアントがたどり着きたいところに導くにはどんな質問が今必要なのか、

今まで講座で教えてもらったり、本や動画で学んだことの引き出しを全開にして、

何か使えるものはなかったか、必死に探すような、頭の中がパンパンの状態。

そうやって頭で考えるのもいいけれど、

もっとクライアントの話を身体全体で感じてみたらいいんじゃない?

そうしたら自然と今よりもっと多くの要素が見えてくるかもしれない。

あのポーズの時、普段より耳が良くなった気がしました。

普段聞こえない音まで聞こえた気がしたのです。

それと同じように、もしかしたらクライアントの話も、話されていることはもちろん、

コーチングで大事な「話されていないこと」ももっと敏感に感じとれるかもしれません。

今日のヨガは思いもよらず、そんな気づきをもらえた時間でした。

自分の感じる力をもっと信頼して、コーチングでも取り込んでいきたいなと思います。

読んでいただきありがとうございます!

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