痛い時は「痛いね」と言ってあげよう

私が子育てで意識して行っていること。

それは子供が転んだりぶつけたりして痛がっている時に、

「痛いね、痛いんだね」と言ってあげること。

そんなの当たり前じゃない?って

思われるかもしれませんが、

私にとっては大事なこと。

私が子供の頃、転んで痛くて泣いていると、

母から「痛くない、痛くない、平気平気」と

言われました。

だいぶ大きくなってからも、「頭が痛い」と言うと

「大丈夫よ、気のせい気のせい」と言われました。

母の気持ちも分かります。悪気があったわけではなく、

逆にそう言って気をそらせようとしてくれていたんだと思います。

でも、子供の私はそれが本当に嫌でした。

自分の感じたことを、まるでなかったかのようにされる虚しさ。

実感しているのに認められない歯がゆさ。

取り残された自分の感覚。

自分が子供を産み母親になってから読んだ育児本に書いてありました。

子供が痛がっている時はちゃんと一緒に痛いねって言ってあげないと

子供は自分の感覚が信じられなくなると。

もちろん痛いだけではありません。

嫌な感情も楽しい感情も一緒に感じてあげることで

子供は自分を信じられるようになると。

それを読んで、確かに~と深く納得しました。

無理に気をそらさなくても、一緒に感じて、感じた事を認めてあげると、

それだけ早く消化もできる気がします。

先日、コーチングで習った「承認」も同じ事だと思いました。

相手の言ったことをそのまま繰り返すことで、

「あなたの言ったこと思ったこと感じたこと全て、真実です。」と

認めてあげることができます。

そうすることで人は安心して次のステップを踏み出すことが

できるのだと思います。

感じた事や思いは目に見えないことだからこそ、

誰かに共感してもらうとどっしりとその感覚や思いが

その人の血肉になっていくように思います。

だから、痛いときは一緒に痛いねと言ってあげよう!!

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