先日、プロコーチにコーチングをしていただきました。
今回のセッションのテーマは、私にとってちょっと重たいことだったのですが、
少し勇気を出してコーチに話を聞いてもらいました。
結果、すごく気持ちが軽くなって、長くモヤモヤしていたことが
そんなにひどい状態ではなく、ちゃんと前に進めるかも、と思えるようになりました。
そしてセッション後に私の中でぶわ~っと感じたこと、
それは・・・
「コーチってまるで究極のお母さんのよう!」
今日はそのことについて書きたいと思います。
究極のお母さんって・・・!?
もちろん、コーチとクライアントの関係は、お母さんと子供の関係とは全然違います。
私が感じた「お母さんのよう」というのは・・・
・私の話を遮る事なく、否定する事なく、全部全部ひたすら聞いてくれる。
・私が話した事を、いいとか悪いとか、合っているとか間違っているとか、
そういう視点ではなく、ただただ私がそう思っている、そう感じている、ということ
そのままを受け入れて認めてくれる。
・今まで私がやってきた事を認め、これからの私をきっと大丈夫、と信じてくれる。
という部分です。
セッションで自分のもやもやを話してどうかなるんだろうか、と不安に思うところもあったのですが、
終わったら驚くほどスッキリし、そしたらそのことを話した自分が急に客観的に見えてきました。
あぁ、私、話したかっただけなんだなぁ、聞いてもらいたかったんだなぁ。
自分の思いはわがままなのか、ひとりよがりなのか、
卑屈なのか、はたまた正当なのかよく分からないけれど、
そんなことどうでもよくて、
ただただ、こういうのが嫌なの、辛いの、うまくいかないのーーーーー!!
と思いのたけを話して、
そして、ただただ、おおーそうなのかそうなのか、うんうん、そうなんだね、
よく頑張ってる頑張ってる、いいじゃないの今のままで、大丈夫よ、きっと、
と言ってもらいたい。
シンプルにそれだけ、それだけが欲しかったのです。
なんだかちょっと恥ずかしいですけどね。
まるでいつか絵本で読んだみたいな、冒険から戻った子供が家に帰ったら安心して
わっとお母さんに泣きつき、こんなことがあったあんなことがあったと話し、
それを聞いているお母さんはニコニコしながらそうかそうかとただただ聞いてくれる、
そんな情景です。
でも、これ実際、本当のお母さんに求めるのって案外難しくないですか?
小さい頃はそんなふうにできるかもしれないけれど、大きくなればなるほど難しい。
お母さんと言っても、みんなが聖母なわけじゃないし。
むしろお母さんだって一人の人間だから、そんな絵に描いたようなお母さんなんて
なかなかいないんじゃないかと私は思っています。
母親としての自分もそうだけど、それがいいと分かっていたって、そうなれないのが現実です。
子供を愛して心配するが故にできない。
子供が可愛いから、つい心配していろいろ余計なこと言ってしまったり、
先を案じて正しい事を教えようとしてしまったり。
でも、コーチにはそれができるのです!
だから究極のお母さん!!
今回のセッションで実際のお母さんには投げられない部分を
コーチにしっかり受け取ってもらった満足感がありました。
そしてまた歩み続けるエネルギーを得ることができました。
クライアントの話をジャッジなしにフラットに聞いてくれる、遮ることなく自由に話させてくれる。
その思いを否定せずに聞いてくれる、ただそう思っていること自体を認めてくれる。
そしてその思いに寄り添ってくれる。
クライアントの今までを承認し、クライアントの今、そしてこれからを無条件に信じて応援してくれる。
だからクライアントは余計な荷物をおろし、身軽になってまた今日一日を歩めるようになる。
コーチってやっぱりすごい✨
人生、絶対コーチがいた方がいいと思いませんか?必要ですよね、そういう存在。
私もそんな存在になりたい。だからコーチングを学んでいます。
ひとりでも多くの人に、重たい荷物をおろして人生を思い切りはばたいてもらいたいから。
今回コーチングを受けて、コーチとしての大事なことも学ばせてもらいました。
自分が受けて体感して、改めて理解するコーチの在り方。
私も本物のコーチになるために、これからもずっとコーチングを受け続けていきたいと思います。
コメント