こんにちは!今日から3月、いよいよ春が近づいてきました。
花粉症に苦しんでいるコーチングプレイス認定コーチの遠藤幸子です。
みなさんは鼻ムズムズ大丈夫ですか?今年の花粉はすごいですね💦早く過ぎ去ることを祈るのみです。
さてさて、今日は私が常々感じていることをお話ししたいと思います。
人の話を聞くことって大事だと言われますよね。コーチングでもクライアントの話を傾聴することはもっとも大事なことです。
2~3年ほど前に話題になった「人は話し方が9割」という本も、結局は話の聞き方が大切だということが書いてありました。
子育てにおいても、まずこどもの話をちゃんと聞いてあげること。介護においても介護される人の話をちゃんと聞いてあげること。とにかく傾聴、傾聴なんです。
私はコーチングに興味を持ち、コーチングを学んだことで、傾聴の意味を理解しました。
そして意識しながら実践していくうちに、だんだんと傾聴ができるようになってきたと感じています。
それが夫婦関係にも効いてきたことを以前ブログにも書きました。
コーチングを学んで、夫婦関係にもじわじわ効いてきた! | コーチングカフェ (coaching-cafe.site)
あの時は傾聴を学んだからできるようになったと思っていましたが、あの後さらに気づいたことがあります。
それは、私は傾聴について学んだからだけでなく、自分もたくさん傾聴してもらったこと、それがとても大きかったということです。
私はコーチングを学びながら、自分もコーチングを受けていました。
コーチ仲間たちとも相互セッション練習という形でコーチングを受け、たくさん自分の話を聞いてもらいました。
誰にも言えなかったこと、言うほどのことでもないと思っていたこと、言っても意味ないかもと思うこと、たわいもないこと、とにかくいろんなことを話してみました。聞いてもらいました。
そうするうち、あきらかに私は心のどこかが緩んでいくような、柔らかくなっていくような感覚がありました。
話せたというだけでホッとして、自分の中のわだかまりが解けていくような感じです。
そういう状態になったからこそ、他の人の話もすっと聴けるようになったのではないかと感じています。
とあるセッションの途中、クライアント様がふと仰いました。
「コーチはこんな私の愚痴ばかり聞いて嫌にならないんですか」
私は驚きました。私にはその方のお話が愚痴とはまったく思えなかったからです。
その方はそれを愚痴だと思い、愚痴なんてこぼしちゃいけないと思ってずっと誰にも言えなかったんですね。
私が「コーチングではどんなことを話してもいい」と説明していたので、思い切って話してくださったようです。
聞く人が聞けばそれは愚痴になるのかもしれません。でもそれは、その人の大事な感情であり思いです。私はそれを愚痴だとは思っていません。
私がそうお伝えすると、ぽろりと涙をこぼされました。
セッション後、数日経ってその方から「あの後、家族の話をもっと聞いてあげようと思いました。」というメッセージをいただきました。
読んでじーんとしました。セッションを通じてその方がそういう気持ちになられたことが、とても嬉しかったです。
みんなもっと自分の話を聞いてもらってもいいよねって思います。みんないつも人のために頑張ってるんです。そういう人の方が多いはず。心の中、いっぱいいっぱいだと思います。だからまず吐き出さなきゃ。
人の話を聞くのが大事というけれど、それよりももっと自分の話を聞いてもらうことが大事です。そっちが先です。
ちゃんと自分の話を聞いてもらっていなければ人の話なんて絶対聞けないと思います。それはわがままでもなんでもなく、人の話を聞くだけの心のスペースを作るために出すことが必要だということです
自分のことを安心して否定なく聴いてもらえる場をぜひ持ってください。
聴いてもらえれば心が軽くなって、大切な人の話もちゃんと心の中に入ってきます。受け止められます。
どんな話でも大丈夫、私で良ければいつでも話してくださいね。
お試しコーチングはこちら。聞いてもらう安心感をぜひ体験してください。お待ちしております♪
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