「共感」で夫婦げんかは話し合いに!

こんにちは!コーチングプレイス認定コーチの遠藤幸子です。

今、コーチングプレイスで八幡美和講師による基礎講座123期のサポート役に入らせていただいています。

昨年は受講生だった私が、今回サポートという立場で講座に入っていると、まるで当時の自分を俯瞰してみているような不思議な気持ちになります。

受講生さん達が一生懸命コーチングを学んでいる姿を見て、あらためてコーチングは自分自身を振り返る学びだなぁと感じます。

私が得たそこでの気づきは、確実にその後の生き方に影響しました。

だからコーチングはコーチを目指す人だけでなく、幸せに生きたいすべての人に知ってほしいなと思っています。

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さて、前置きが長くなりましたが、今123期は「聞く」について学んでいるところ。

私はこの「聞く」を理解したことで夫婦関係がずいぶん楽になりました。 

コーチングを学んで、夫婦関係にもじわじわ効いてきた! | コーチングカフェ (coaching-cafe.site)

今回は「聞く」の中でも「共感」について理解できたことで夫婦げんかが変化したという話です。

相手の立場に立って共に感じる「共感」

ズバリ「共感」とは、漢字で表す通り「共に感じること」。

相手の感じていることを相手と同じ立場に立って一緒に感じることです。

言っている内容について正しいとか間違っているとか、自分がどう思うかということは、いったん脇に置きます。

もちろん、同意する必要もありません。

どんな内容であれ、ただただ「あなたはそう思うんだね」と同じ目線で見て感じることです。

コーチングを学ぶ前の私は「共感すること」を、「自分もそうだと同意すること」としか思っていませんでした。

一般的には「すごく共感した」とか「それには共感できない」など、同感や同意として使うこともあります。それも間違いではありません。

でもコーチングやカウンセリングにおいてクライアントの話を聞く時の「共感」は、「同意」ではなく「共に感じる」こと。

シンプルに相手の感じていることを理解するその「共感」を学んでから、私は夫婦のコミュニケーションでも使ってみるようにしました。

同感できない話をどう受け止めればいいか分からなかった私

それまでかなり激しい夫婦喧嘩が時々ありました💦

たいてい夫が何かを意見(文句?)を言ってくるところから始まり、普段は聞き流せることも多いのですが、どうしても譲れないこととなると私は「でもさ、、、」とすぐ言い返し、夫もまた「でもさ、、、」と言い返してくる。

そんなことを繰り返すうち、お互いどんどん怒りが高まり、どんどん声も大きくなり、ついには怒鳴り合い😱

最後は夫が「はいはい、もういい。何も聞いてくれないんだ。そっちの言う事が全て正しいんでしょ、もうそれでいいよ。もう何も言わないから」と言ってプイッとなってしまうのがお決まりパターン(-_-;)

喧嘩の後、いつも戸惑っていました。

どうすればよかったんだろう?もっと夫の言う事を受け入れてあげればよかった?

それが大事とは分かっているけど、じゃあ私の意見はどうなるの?自分を押し殺さなければならないの?

結局、平行線のままなんとなく日常に戻り・・・また何かのきっかけで爆発する、という感じでした。

気持ちを分かってほしいだけ・・・「共感」のパワー

そんな私でしたが、同感しなくてもいい「共感」を知って、「でもさ・・・」と言い返す代わりに「そうなんだね。そう思ってるんだね」とまず夫の気持ちを聞いて理解することだけに集中してみることにしました。

するとどうでしょう。夫はイライラしていても声が大きくなることはなく、聞いている私も同じ。お互い感情的にならず落ち着いていられます。

自分の意見を言うのは、夫が話し切った後。「私はね、こう思ってるんだ」夫は静かに私の話を聞いてくれて・・・。

そうやってだんだんと喧嘩ではなく、話し合いができるようになっていったのです。

さらに最近は、夫が何か言ってきても自分の意見をあえて言わないことも多くなりました。

誰だってうっぷんが溜まることはある。夫が何か言ってくる時はたいていとりあえず思いを吐き出したいだけ。自分で抱えているのが苦しくなって私に言ってくる。思いっきり吐き出しさえすれば、それで気が済んでしまう。

そんなことが分かってきたのです。まさに「共感」してほしいだけ。

誰だってそうですよね。問題を解決することより、まず何よりも気持ちを分かってほしいのが先。

驚いたことに、案外それだけで解決していくことが多いことも分かってきました。

夫は言いたいことを言いきってしまえば、その後は必ず余裕が生まれ、私の気持ちも汲んでくれたり、自然と妥協してくれたりするのです。

「共感」のパワーってすごいんですよね。

私は夫が意見してくると、「何かを変えようとされている、私はそうしたくない、ちゃんと抵抗しないと変えられてしまう!」と必死で構えていました。

夫ももちろん変えてほしいと思って言ってきていると思いますが、言ってその気持ちを受け止めてもらえば、「別に変えなくてもいいけど、そう思ってることは分かっててね」くらいの柔らかい気持ちに変化するようです。

意見をぶつけ合って、どうすれば解決できるか不快な気分で答えを絞り出すより、もっと自然に解決の方向へ流れていく感じ。

もちろんいつでもそれでうまく解決するわけではないし、きちんと意見をぶつけ合うことが必要な時もあります。

でもどんな時も「共感」を大切に相手と関わっていれば、きっともっと楽で気持ちのいい関わりになると思います。

今日はちょっと恥ずかしい私の内輪話でしたが、みなさんはいかがですか?

少しでも大切な人とのコミュニケーションの参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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